July 24, 2023
療育の中で行っている活動を紹介していきます。
■活動名
いろいろな形容詞(形容動詞)から、物を想像しよう!
■使う物
形容詞や形容動詞が書かれたカード
■こんなねらいがあります
・想像力をふくらませて、表現することを楽しむ。
・新しい表現や語彙を獲得していく。
・話し合い、やりとりを楽しみながら、折り合いをつける経験を積んでいく。
■やり方の例(お子様に応じて変化させています)
① 山札の上からカードを一枚引き、お互いが見えるように置きます。
② 手元のホワイトボードに、その言葉にふさわしい言葉を書きます。
例:「大きい」のカードなら、「象」、「地球」など。
③ 書いた言葉を見せ合い、どちらの方がカードのさまことばに、よりふさわしいか話し合います。
例:「大きい」なら、より大きい物を書いた方が、「よりふさわしい」とする。
④ お互いが理解し、納得した言葉を書いた人がカードをゲット!
⑤ ①から④を繰り返します。
最後に表現や想像力が良かった言葉を振り返ったり、使った言葉や分からない言葉を振り返ったりすると勝敗だけではなく、活動の過程を楽しむことができます。
■療育士からのおすすめポイント
一度に引くカードの枚数を増やして、表現する言葉を複雑にしたり、言葉を書くのではなく、部屋の中だけでふさわしい物を持ってきたりすることで、発展させながら楽しむことができます。
逆に物を持ってきた物に合うさまことばを考えてみるのも良いと思います。