July 24, 2023
療育の中で行っている活動を紹介していきます。
■活動名
さわってあてよう
■使う物
ブラックホールと名づけられた箱
ポンポンや柄付きタワシなど手触りの異なるもの数種類とその写真カード
名前のついたいろいろなおもちゃ
■こんなねらいがあります
・ものをみわける触覚の使用を促し、その経験を積み重ねる。
・文字などの形をしっかりとイメージできるようにしていく。
■やり方の例(お子様に応じて変化させています)
① 箱の中身を確認し、蓋をしっかりと閉じます。
② 写真のカードを1枚選びます。
③ 同じものを手だけ入れて引き出します。
④ 触って取り出せそうなおもちゃを選んで続けることもできます。
■療育士からのおすすめポイント
・目を使わずに物を特定する体験は、普段なかなか難しいと思うので、それだけでスリリングなようです。中が見えない箱の中に手を入れることにドキドキする子もいます。
触覚は、もともと外の世界を知るための大事な感覚です。この遊びのポイントは触覚を使って見分けるところにあります。人みしり、場所みしりが強かったり、ひらがななど形を見分けにくそうなときには、積極的に取り組んで欲しい遊びです。
一人一人のお子さんが楽しめる素材を選べるところもおすすめです。
このように、楽しみの中で認知や感覚、関わりの発達を促す活動を行っています。