August 11, 2023
療育の中で行っている活動を紹介していきます。
■活動名
ヒントをもとに考えよう
■使う物
紙と鉛筆、ホワイトボードなど。
■こんなねらいがあります
・相手の話を聞きながら、考える力を養う。
・言語理解の力を高める。
・推測する力を高める。
・物事の要素を抽出し、相手に伝える力を高める。
■やり方の例(お子様に応じて変化させています)
① 出題者は、これから出すクイズの答えを紙やホワイトボードに書きます。
例1)ぞう
例2)織田信長
※お子様の発達段階によって変化させます。
② 出題者は、答えに関するヒントを、1つずつ言っていきます。
例1) 動物です。とても大きいです。鼻が長いです・・・・
例2) 戦国武将です。桶狭間の戦いで勝ちました。・・・・
③ 回答者は、わかった時点で答えます。
④ 役割を交代します。
■療育士からのおすすめポイント
お子様に合わせて難易度を調整できるので、様々な学習内容に応用ができます。
ヒントを文章で書いて示すことで、読む力を高める活動にも発展できます。
シンプルな構成だからこそ、お子様の興味や段階、ねらいに応じて柔軟に変化をさせられる活動です。
このように、楽しみの中で認知や関わりの発達を促す活動を行っています。