February 01, 2025
もうすぐ、暦の上では春の時期になってきますね。
Labで子どもたちがよく行っている遊びで、遊び方や子どもたちの様子などをご紹介できればと思います。
カタミノは、主に5つの立方体をさまざまな形に組み合わせたペンタミノと呼ばれる木片を組み合わせて、
長方形を作っていくパズルです。
3×5マスの長方形から、4×5、5×5・・・と長方形を大きくしながら、多様なピースの組み合わせから長方形を完成させます。
指定されたピースで長方形を完成させるようお題が用意されており、ひらめきや直感で完成する喜びも味わいながら、
試行錯誤を繰り返し、粘り強さも身につけられる活動を継続している子どもたち。
対戦しながら活動できるようにもなっており、集中力が要求される活動を選ぶこともできます。
木片はカラフルで、積み木のようにして使うこともできるので、
木片を組み合わせて長方形を作るのがまだ難しい子どもたちは、積み木のように重ねながら遊んだり、パズルに取り組む前に、
様々な動物に見立ててバランスを考えながらタワーを作ったりして、手指の操作を促しています。
また、見本を見ながら作ってみるという視線移動の練習を楽しみながら行うことをねらいにして行うこともあります。
ねらいは子どもによって様々ですが、その時の子どもたち1人1人に合わせてねらいを定めています。
また、立方体を組み合わせている形のため、立体を構成するお題もあり、空間認知の練習にもなります。
片付ける時にも、見本を見ながらパズルを仕上げて箱に納めるのを楽しんでいる子どもたちでした。