February 01, 2025
梅の花のつぼみを見つけ、春の訪れが近づいてきていることを肌に感じています。
今回は療育の中で行っている遊びについてご紹介したいと思います。
今回ご紹介する遊びは、線鬼という遊びです。
スパークでは、鬼も逃げる側も線の上のみを逃げたり追いかけたりする鬼ごっこを線鬼と呼んでいます。
子どもたちはガムテープや縄跳びといった線になるものを使って、道を作っていきます。
お友達と一緒に線鬼を行う場合は、療育士が何本ずつ線を引いてねと伝えます。
すると、「ここに線付けようと思うんだけど」「それいいね」「どこにつけようかな」など子どもたち同士でのやりとりが見られます。
また、ルールを決めていく中でジャンプして移動するのがいいというルールなら、少し離れたところにテープを貼り、
ジャンプして違う道に行けるように道を作り直す姿も見られます。
追いかけられると線の上を逃げるということを忘れてしまい、はみ出たりまったく線がないところを逃げていく姿も見られますが、
療育士が声掛けを行っていくと、線を意識して逃げることができている子どもたちです。
一度遊んだことがある子どもは、お友達を線鬼に誘った際に、ルール説明も自らしてくれています。
療育士と遊んでいた遊びが、自らほかの療育士やお友達に声をかけ人数を増やして遊びを行う姿をみて、成長を感じております。
療育士が新しいルールを提案すると、その提案を受けて、自身で思いついた・考えたルールを教えてくれる子どもたちです。