February 05, 2024
集団療育には、スタジオで行う療育と公園などに行き行うフィールド療育があります。
今回はスタジオで行う集団療育についてご紹介したいと思います。
集団療育は、“みんなでスパーク”などという名前を付け、黒板にみんなでスパークや、集団で行う遊びを箇条書きで書いていきます。
発達レベルが高い子どもたちは子どもたち同士でのやりとりを行う姿も見られるため、療育士が提案した遊びのほかに、子どもたちに遊びを決めてもらうこともあります。たくさん意見が出る中で、他児の意見を聞き、「いいね!」と伝えたり、意見がでた遊びを順番にやることを提案したり、他児が行いたい遊びを一緒に遊ぶ様子を見せてくれる子どもたちの姿に成長を感じております。
スタジオが狭いため、のびのびと大人数で走り回ることは難しいこともありますが、ケガのないように大人数で遊べ、みんなが参加できる遊びを提案してくれる子どもたちです。
集団の人数はその日によって異なりますが、発達段階が近い子たちで遊べるようにしています。
みんなが楽しめるよう、遊びの設定や遊びの名前を工夫しながら子どもたちと一緒に張り切っています♪
「今日は“みんなでスパーク”だよね」と入室時から集団療育を楽しみにしている様子が伝わってきます。療育室に入室してくる際に、以前一緒に遊んだことのあるお友達の姿を見つけると、声を掛け合ったり、笑顔を見せてくれます。お友達と遊ぶのが大好きな様子が伝わってきます♪